早くもストーブリーグの話題

阪神松井秀を再調査へ!球団幹部が渡米
阪神のフロント幹部が渡米することが21日、明らかになった。真弓明信監督(56)の続投方針を固めた球団は来季の戦力補強に着手。昨年渡米した南信男球団社長(55)が城島健司捕手(34)の情報を入手し、獲得にこぎつけた例もあり、エンゼルス松井秀喜外野手(36)の現状などを再調査する。
城島獲得というサクセスストーリーを踏襲する。22日、阪神球団を代表して揚塩健治常務取締役(46)と粟井一夫甲子園球場長(45)が、渡米することが分かった。
球団幹部が「明日、いきます。営業の視察が目的ですが、(編成面の)情報はあるかもしれませんね」と明らかにした。
昨年8月にはヤンキースからの招待を受け、南球団社長が野球の本場・アメリカを視察。新ヤンキースタジアムなどで試合を観戦した。球団トップ自らが米球界の間に構築したパイプを営業面などでより強固にするのが、今回の渡米目的だ。そこには来季補強という重要な狙いも透けてみえる。エ軍で活躍する松井秀の現状把握があった。
球団は今季で2年契約が切れる真弓監督の続投方針を決定。これを受けてフロントは早くも2011年を見据えた戦力分析に着手した。先週末には遠征先の横浜を南球団社長、黒田編成部長が訪れて、指揮官と話し合いの場を持った。球団幹部はこの日「来季の戦力についての話をした」と明かした。4番の金本は開幕前からの右肩痛が悪化し、4月18日の横浜戦(横浜)でフルイニング出場がストップ。けがから2カ月が経ったが、依然として左翼守備につくことができない。完治最優先の方針のため復帰時期は白紙だ。あらゆる可能性を求めて、使者を米国に派遣した。
エンゼルスに移籍した松井秀は左ひざの状態が回復。主にDHで起用されているが、11試合で左翼の守備についている。DHのないセ・リーグでフルにプレーできる状態にあるのかどうか…、日本球界復帰の意思は…など、今季限りで1年契約が切れる松井秀の最新の情報を求めていく。
昨夏渡米した南社長は興行面のノウハウを入手した一方で、マリナーズで出場機会に恵まれていなかった城島が、日本復帰を希望しているという極秘情報をキャッチ。昨オフ最大の補強成功につなげた。
2年連続で球団幹部が渡米する意義は大きい。メジャー球団と友好関係を深め、強固なパイプを作ることは今後の新外国人選手獲得に際してのルート拡大へもつながってくる。
米国で五感をフルに生かして、“第2のジョー”を探す。それが、ゴジラ獲得という城島に次ぐサプライズになるのか。攻めの姿勢を貫く虎から目が離せない。
サンケイスポーツ - 6月22日7時52分)

無駄足のような気がしますが・・・。