過去に実例がある

尚成、開幕メジャー決定的!初先発3回4失点も首脳陣信頼
◆オープン戦 メッツ5―7ナショナルズ=延長10回=(27日・フロリダ州ポートセントルーシー) メッツ・高橋尚成投手(34=マイナー契約)の開幕メジャーが、決定的となった。渡米後、初先発となったナショナルズ戦では、3回4安打4失点。オープン戦4試合目で初めての失点を許したが、マニエル監督は「もちろん、彼をチームの一員として考えている」と25人の登録枠入りを示唆した。
海を渡って初めて上がった真っさらなマウンドで、尚成は初失点の悔しさを味わった。「抑える時もあれば、打たれる時もある」。初回こそ3者凡退に抑えたが、2回1死一塁からロドリゲスに左中間へ適時二塁打を許した。さらに3回は、2死無走者から死球を挟んで3本の二塁打を浴び3失点。メドだった65球を投げきれず、57球でお役ご免となった。
ここまで、中継ぎとしてオープン戦3試合無失点。首脳陣は先発ローテ入りを検討し、この日の登板を用意した。昨年11月4日の日本ハムとの日本シリーズ第4戦以来の先発マウンドに「楽しく上がれた」ものの、こんな日に限って自慢のシンカーが思い通りに操れない。「狙ったところに行かない」苦しさから、直球とスライダー中心の配球に変えたが、甘く入った速球は見逃してもらえなかった。
マイナー契約の尚成にとって大量失点は即、サバイバルへの危機につながる。だが首脳陣の尚成への信頼は揺らいでいなかった。「配球を間違えた場面や、変化球の制球には苦しんでいた。でも彼は本能的にいい投球ができる。ストライクも投げられる。もちろん、彼をチームの一員として考えている」とマニエル監督。さらに、ワーセン投手コーチは「今日の失点は(開幕メジャーの選定に)全く影響しない」と続けた。
「2回まではキレの良さを見せた。今日(の尚成)は、我々が気に入るいくつかの要素を見せてくれた」。このミナヤGMの言葉は、首脳陣が起用法をほぼ固めた証しと見ていい。先発起用は見送られたが、中継ぎとして開幕メンバーにリストアップされることは濃厚。先発が早々に崩れた場合に試合を作る「ロングリリーフ」の役割を担う。
シーズン中の起用を想定し、残るオープン戦では先発、中継ぎと役割を変えて連投を経験させる予定。「開幕メジャーが目標」と口にしてきた尚成。4月5日は本拠地シティフィールド(マーリンズ戦)で迎えることになりそうだ。
(スポーツ報知 - 3月29日8時0分)

日本でまるで評価が高くなかった柏田というピッチャーがやっぱりメッツで、そこそこ活躍して、でも巨人に戻ってからはこれまたさっぱりで・・・
ヒサノリはアメリカ向きなのかもしれない。