守れるゴジラ

<大リーグ>松井秀「できてよかった」 久しぶりに守備経験
アリゾナのまぶしい光が照りつける左翼の芝生の上で、エンゼルス松井秀が22日、ドジャース戦で645日ぶりに実戦での守りに入った。「取りあえずできてよかった。一球一球、集中してやった」と、少しうれしそうだった。
しかし、四回まで守って、打者16人で左翼にきた打球はなく、守備機会はなかった。それでも内野ゴロの際にバックアップに走る動作などは違和感なくこなして「思い出す感じはあった」と振り返る。いきなり厳しい動きを求められるよりは、ほどよい助走になった。
一昨年に左ひざを痛めたことで、昨季のヤンキースでは指名打者の専任だった。守備の機会を求めたのがエンゼルス移籍の理由で、守りに就くために左ひざの周囲の筋肉強化を図ってきた。足に力が加わった際の衝撃を、筋肉が吸収することを期待してのことだ。それもまだ万全ではなく、自ら「見切り発車」と評している。
実際に打球を追っていないので、どの程度追えるのか。あるいは打球に備えて何度もひざを曲げ伸ばしした動作が、どう影響を与えたか。完全復活と言うには、まだ未知数な部分も多い。本人もそれは自覚しており、レギュラーシーズンに向けて「何試合かやってみて、どこで手ごたえが感じられるかはまだ分からない」と、慎重だった。
毎日新聞 - 3月23日10時41分)

トーリ監督の目の前だからね。
シーズン終わって、どうなってますことやら。