各役所のホンネ

県補助事業:「梅畑を広場に」頓挫 市農業委「農地法に違反」−−坂戸 /埼玉
1月20日11時1分配信 毎日新聞
県の「みどりの埼玉づくり県民提案事業」の一つに、農業委員会から物言いが付いた。県の補助金54万6000円で坂戸市浅羽地区周辺の住民が手作りで梅畑を広場に整備しようとしたところ、市農業委から「テーブルや花壇などを置き、人が集まることができる場とすることは、農地以外の使用を禁じた農地法に違反する」とストップがかかった。
地域の住民らでつくる「グラウンドワーク坂戸実行委員会」が、梅畑を地域住民が花見などに集まることができる「梅の木広場」として整備しようとした。廃品のドラム缶で花壇を作り、線路の枕木を購入して散策道にし、入り口にはアーチも整備。梅酒も作って市の特産品として売り出す予定だった。
みどりの埼玉づくり県民提案事業は、みどりの保全や創出を推進する活動の費用を、1件当たり150万円を上限に補助する。
住民らの計画を知った坂戸市が住民と県との間に入って、補助金を申請した。県担当課からのヒアリングには市職員も同席し、30〜40分間計画の内容を説明したという。昨年6月、県みどりの再生県民会議(委員長、進士五十八東京農大教授)で同事業が他の62の事業と共に審議され、7月に交付決定された。
ところが、昨年11月、計画を知った市農業委員会が「人が集まる広場的要素が強く、農地性が薄れる」として事業停止と農地から雑地への転用を指導した。
市は「梅畑としてはこれまで同様に使うため、農地法にかかるとは思わなかった」とがっくり。県みどり再生課の担当者は「梅林として申請されたので農地と認識していなかった。違法な事業に補助金を出すわけにはいかない。農地法の解釈にかかわると事前に知っていたら、農業委員会と調整することを勧めただろう」と話した。
市課税課によると、同地域で転用して雑地とした場合、固定資産税の税率は約37倍になる見込みという。グラウンドワーク坂戸実行委員会の松山肇之事務局長は「雑地にするのは好意で貸してくれた地主に迷惑がかかるので難しい」として補助金を県に返還する予定。
毎日新聞 - 1月20日11時1分)

埼玉県庁:「もっと揉んでから持って来い!ヴォケ!」
坂戸市役所:「交付要件の審議の際に、当然調べるべきものじゃないのか?」
農業委員会:「なぜ事前に相談に来ない。来たところで答えは同じだがな」


地域住民:「責任なすりあってるんじゃないよ!」
(注:全部想像で書いてますので、怒っちゃやーよ(爆))