地下道を通る鳥

ヤンバルクイナ地下道を利用 交通事故防止に効果
県北部土木事務所は25日、野生生物の交通事故防止のため国頭村の県道2号に設置した地下横断通路(アンダーパス)をヤンバルクイナが通過しているのを確認したと発表した。同事務所は「アンダーパスがヤンバルクイナの交通事故防止に役立つだろう」と期待を込めている。
アンダーパスは2008年6月に完成。幅1・5メートル、高さ1メートル、長さ約9メートルで、ヤンバルクイナの事故や路上目撃が多い地点に2カ所設置された。同事務所は出入り口にビデオカメラを置き野生生物の動きを観察。ことし8月にヤンバルクイナの通過を確認した。
同事務所によると設置後はアンダーパス周辺でヤンバルクイナの事故や路上目撃は確認されていないという。同事務所は「設置で事故防止に一定の効果があった。アンダーパスの効果でヤンバルクイナの事故を減らしたい」と話した。アンダーパスは本年度新たに2カ所設置され、来年度は3カ所の設置を予定しているという。
琉球新報 - 12月28日10時55分)

現実に見たら面白い光景だろうなぁ。