アパートにも光を!

アパートにも太陽光発電=住宅大手、相次ぎ投入
大手住宅メーカーが、太陽光発電設備を備えたアパートを相次ぎ投入している。戸建て住宅では環境意識の高まりや政府の補助金効果などで、太陽光発電の導入が進んでいる。各社はつくった電気をアパート入居者に分配し、余剰分は電力会社に売って各戸の光熱費を抑えられる点を積極的に訴え、賃貸住宅市場を活性化したい考えだ。
ミサワホームは4月、「Belle Lead eco(ベルリードエコ)」を発売した。太陽光発電による省エネに加え、テレビ画面付きドアホンを設置するなど、防犯面も配慮。同社は「光熱費削減で住民の満足度向上が期待でき、高い入居率を維持できる」と、家主にとっても魅力があることを強調する。初年度は200棟の販売を計画している。
積水化学工業も7月、「レトアおひさまスタイル」の販売を開始。同社は「大型の屋根で太陽光パネルを多く乗せられ、発電効率が高い」と利点を説明する。11月に電力会社が従来の2倍の価格で太陽光発電の余剰電力を買い取る制度が始まったのも追い風になっているという。2009年度に1000戸の販売目標は達成可能と自信を見せる。
大和ハウス工業が11月に売り出した「セジュールエコハ」は、自然の風や光の通り道を室内につくり、「空調機器になるべく頼らない工夫を盛り込んだ」ことも売り物の一つ。太陽光発電や断熱性が高い窓ガラスの採用などで二酸化炭素(CO2)排出を減らせるとアピールし、年間500棟の販売を目指す。 
時事通信社 - 11月29日15時0分)

前に比べて変換効率が高くなってることも要因なのかもしれない。