リスクはでかかった

花王、通期営業益890億円に下方修正 「エコナ」中止、化学品不振
花王は27日、2010年3月期の連結営業利益見通しを、従来予想の970億円から890億円(前期比8・1%減)に下方修正する、と発表した。
消費者が低価格志向を強め、3000円以上の化粧品販売が低迷しているほか、複写機用トナーなど、化学品の需要が落ち込んでいるため。特定保健用食品エコナ」関連製品の販売を中止し、通期で100億円の減収となることも響く。
売上高見通しは1兆2100億円から1兆1850億円(同7・2%減)に、最終利益は560億円から410億円(同36・4%減)に、それぞれ引き下げた。
エコナ問題では、発がん性物質に変わる可能性がある物質を含むとして、9月16日から販売を中止しているほか、特保の失効届を提出しており、9月中間期に約60億円の損失を計上した。同日会見した尾崎元親社長は、販売中止の業績への影響について、「他の商品で売り上げが落ちている顕著な動きはない」と語り、損失がこれ以上膨らむ可能性は少ないとの見通しを示した。
9月中間期の連結業績は、売上高が前年同期比8・9%減の5990億円、営業利益は同16・7%減の455億円、最終利益は同22・1%減の252億円だった。売上高は化粧品や化学品の不振で期初予想を下回ったが、利益はコスト削減が進み、予想を上回った。
(フジサンケイ ビジネスアイ - 10月28日8時15分)

特保って、黄門様の印籠でもなければ、錦の御旗でもないんだけどね・・・
その程度のものよ。