買うけど移りたくない

WTCビル購入案61対50で可決、府庁移転案は否決 大阪府議会
26日から議論が続いている大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC、大阪市住之江区)への大阪府庁移転をめぐり、府議会は27日正午すぎから本会議を再開。WTC移転条例案は記名投票の結果、賛成52、反対60で、可決に必要な出席議員の3分の2に届かず否決された。この後、WTCビルの購入案も記名投票で実施。賛成61、反対50で可決された。
条例案と購入案について、この日午前の府議会総務常任委員会では、条例案は否決、購入案は可決としていた。本会議は自民、民主、公明の議員団が会派で拘束をかけず自主投票で臨んだ。
移転構想をめぐっては26日から府議会各会派の意見調整が徹夜で行われ、WTC購入を除いた補正予算案▽WTC購入案
▽本庁舎移転条例案−の3案を分離採決することで決着した。
当初は、自民党府議団を中心に補正予算に賛成し、移転条例案については引き続き審議を行うことで、主要会派内の合意がほぼ取り付けられていた。しかし、購入条件をめぐって付帯決議をつけることや申し入れを行うことなどの条件面で折り合わず、徹夜の意見調整でも妥協点が見いだせなかった。
こうしたなか「移転条例案の審議を先送りにすることに反対が多い」として、一般会計の補正予算案を除く条例案と購入案については民主が記名投票を提案。最大会派の自民と、公明もこれに応じた。
また補正予算案からWTCビルの購入案を分離するため、議会側は27日早朝、議案の再提案を申し入れ、知事側も賛同した。
分離採決を行うことについて橋下知事は27日午前、「府民にとっては分かりやすいかもしれない」と評価していたが、「可決でも否決でもその後のシナリオは分からない」と、議会の結論が出た後の対応については明言を避けていた。
産経新聞 - 10月27日13時42分)

使い勝手もあまりよくなさそうだし、心情的には行きたくないだろうしねぇ。