わかりきっていた結末

衆院選>民主単独で300議席超へ 鳩山政権誕生が確実に
当確者の名前に花をつける民主党鳩山由紀夫代表(左)と小沢一郎代表代行=東京都港区六本木の民主党開票センターで2009年8月30日午後9時32分、小林努撮影
第45回衆院選は30日投票され、同日午後8時、投票が締め切られた。即日開票され、31日未明には新たな480議席が確定する見通し。毎日新聞が全国300小選挙区の投票所で実施した出口調査によると、民主党が圧倒的に優勢で、比例代表と合わせ単独で過半数(241議席)を大きく上回り、300議席を超える可能性が高い。民主党が結党後初の政権交代を果たし、鳩山由紀夫代表を首相とする鳩山政権が誕生するのは確実になった。
自民党は公示前の300議席から大幅に議席を減らす惨敗で、100議席を割る可能性もある。自民、公明両党の連立政権は10年で終止符を打つことになった。
午後7時半現在の投票率は53.00%(男性53.54%、女性52.48%)で、前回05年衆院選の同時刻より2.65ポイント低い。一方、29日に締め切った期日前投票は1398万4968人(全有権者数の13.40%)と前回の1.56倍で、過去3回の国政選挙で最も多かった約1080万人(07年参院選)を超え、過去最多となった。最終的な投票率は前回の67.51%(小選挙区)を上回りそうだ。
毎日新聞 - 8月30日21時3分)

予定調和な結末に、気のきいたコメントも出てきやしない。