誰でもええんかい!!

ボビー後任に!野茂氏がロッテの顔に急浮上
メジャーへの道を切り開いたトルネードが、ロッテの顔に急浮上した。ロッテが来季新監督候補のひとりに、日米通算200勝を挙げた野茂英雄氏(40)=オリックス・テクニカルアドバイザー=をリストアップしたことが29日、明らかになった。ボビー・バレンタイン監督(59)に代わる後任監督について、球団は野茂氏を含む数人のリストを作成済み。今後オーナーらと協議の上、選考作業を詰める。
ロッテが、日米球界を席巻した伝説の男に、白羽の矢を立てた。後任監督候補リストに、野茂氏の名前が挙がっていることが判明した。「野茂氏は日本人メジャーリーガーのパイオニアで、あれだけの経験がある。人格もすばらしいし、高く評価している」と、関係者が明かした。
ロッテはバレンタイン監督と、06年から結んだ4年契約が今季で満了。04年から指揮を執る同監督と契約更新しないことを、昨年12月に発表している。すでに球団内部で後任監督の選考作業は始まっており、現時点で候補リストは数人まで絞り込まれた。
野茂氏のほか、内部昇格で現ヘッドコーチの西村徳文氏(49)、球団OBで3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表投手コーチを務めた野球評論家の与田剛氏(43)も含まれている。一部で報道された江川卓氏(54)の名は、球団が作成した今回のリストにはないという。
候補の中でも、ひときわ輝きを放つのが野茂氏だ。近鉄最多勝4度、95年に米大リーグ、ドジャース入り。独特の投球フォームは「トルネード」と親しまれ、2度のノーヒットノーランを記録するなど文字通り旋風を巻き起こした。日米通算200勝を達成し、昨年現役を引退した。
昨秋からオリックスの臨時コーチに招かれ、ことし2月1日付で、11月末までの契約でテクニカルアドバイザーに就任した。小松ら伸び盛りの投手陣に調整法やフォークの握りを指導し、野手には打撃投手を務めるなど、寡黙だった現役時代と一変した熱血ぶりで、指導者としての適性の高さを示している。
ロッテにとっても、こうした野茂氏の経験と適性が、球団OBや内部昇格とはひと味違うプラス効果を与えると判断している。球団はあくまでバレンタイン体制からの脱却をめざすが、一方で選手は“メジャー流”に慣れている。日米の野球を熟知した野茂氏なら、スムーズな変革が可能になるとみているのだ。
瀬戸山球団社長は「何も決まっていません」と繰り返す一方、秋季キャンプを新監督の下で行う方針を固めている。西村、与田両氏を含め、今回作成されたリストをもとに重光オーナー、本社の意向を確認。決断を待って、最終候補との本格交渉に着手することになる。
サンケイスポーツ - 6月30日7時52分)

なーんか、最終的には西村コーチで落ち着きそうな気がしますが・・・。