浦和にはあっていないのと違うか

初ゴールの裏で…高原、独マインツ移籍浮上
浦和の元日本代表FW高原直泰(30)が今季リーグ初得点を挙げた。27日に駒場スタジアムで行われた神戸戦に2トップの一角で先発出場。前半42分に左足で昨年10月1日の京都戦以来となるゴールを決め、2―0の勝利に貢献した。復活を印象づけた一方で、ドイツ・ブンデスリーガマインツへの移籍の可能性が浮上した。チームは5試合ぶりの白星で暫定2位に浮上した。
少し照れくさそうに、高原が右手を突き上げた。「勝てて良かった。チーム全体としてまとまってきたし、ゴールも良かったと思う」。待望の今季リーグ初得点が生まれたのは、1―0の前半42分だった。右サイドのエジミウソンからのパスを左足でトラップ。右足で持ち出すと、神戸DF宮本が伸ばした足よりも一瞬早く左足を振り、低い弾道のシュートで右隅のネットを揺らした。
昨年10月1日の京都戦以来となる一撃で、チームの5試合ぶりの勝利に貢献した。今季は原口、山田直ら攻撃的なポジションに若手の台頭もあり、出場機会は激減。この日も故障明けのポンテが万全でないことを受けての出場だった。ナビスコ杯では今季2得点を挙げているが、リーグ戦はこの日が5戦目の先発。限られたチャンスの中でようやく結果を出した。
復活を印象付けるゴールを決めた一方で、来季ブンデスリーガに昇格するマインツへの移籍が浮上していることも判明した。関係者によると、浦和で出場機会に恵まれない高原は欧州再挑戦を模索していたが、潤沢な資金を持つマインツは、1部復帰の目玉としてドイツで実績のある高原をリストアップしている。近く正式オファーに発展する可能性が大きい。
浦和の信藤チーム・ダイレクターは「高原はまだ契約を残している選手。クラブに正式な話が来ていないので、何とも言えない」と話したが、一方で水面下では若手アフリカ人FWの獲得に動くなど、高原移籍を見据えた準備も進めている。
高原はナビスコ杯も含めると6月は3得点と調子を上げており、浦和でも先発定着の芽が出てきている。残留か移籍か、去就は微妙だが、元日本代表のエースストライカーの周辺が騒がしくなってきたのは間違いない。
スポニチアネックス - 6月28日7時10分)

磐田→ボカ・ジュニオールズ→磐田→ハンブルガー→フランクフルト→浦和。
こうしてみると、彼も相当な渡り鳥なのねぇ。