いい話も載せとこうか

河原 632日ぶり登板で完封リレー演出!
【中日1―0日本ハム】シビれる場面で移籍初登板が巡ってきた。1―0の8回。「ピッチャー河原」のアナウンスにナゴヤドームがどよめいた。632日ぶりの1軍登板。田中と森本をこの日最速の140キロ直球で外野フライに打ち取った。稲葉には左翼線二塁打を浴びるも小谷野をフォークで空振り三振。完封リレーを演出し自身もプロ14年目で初ホールドを挙げた。
「今はうれしいというよりホッとしている。勝てたのが一番良かった」。魂を込めた20球だった。02年巨人ではストッパーを務め日本一の胴上げ投手に。だが栄光の日々は続かない。05年に西武にトレードされ07年に戦力外通告。右ひざの故障が原因だった。「肩、ひじなら無理だけど、ひざならあきらめきれない」。浪人を決意し母校の駒大で孤独なトレーニングを続けた。それも学生と同じ白い練習用ユニホームを着た。
弱った下半身を一からつくり直した。走り込みにプールトレ。府中市の自宅から世田谷区のグラウンドは10数キロ。最初はベンツで通ったが、最後の2カ月は自転車で通った。とことん鍛え直した。中日の入団テストに合格。今月15日に1軍昇格し晴れ舞台に上がった。
落合監督は「河原が投げられたのが大収穫。経験もある」と目を細めた。「先もあるし、1球1球しっかり投げたい」と河原。あきらめなければ願いがかなうことを36歳は教えてくれた。
スポニチアネックス - 5月25日7時11分)

やっぱりあきらめたらいけない、ってことよね。
個人的に好きな投手の一人なんで、嬉しいなぁ・・・。