好調のようで

プロ入り初!巨人・坂本、首位打者.405
セ・リーグ、巨人0−8中日、6回戦、巨人4勝2敗、26日、東京ドーム)ハタチの若武者が大暴れだ!! 巨人の坂本勇人内野手(20)は中日6回戦(東京ドーム)で3安打を放ち、打率.405としてリーグ首位打者に浮上。1988年生まれの“マー君世代”が躍動した。
坂本の集中力は最高潮に達していた。8点差で迎えた九回。4度目の打席で、初球の直球をきれいに中前へ弾き返した。4打数3安打。打率は前日の.386から.405まで上昇。プロ入り後初めて頂に立った。
「何も変えることなく今まで通りやりました。リーグ1位? 今だけですよ」
20歳は苦笑いを浮かべながら謙虚に答えたが、広島・東出、阪神・金本を抜いて、プロ3年目にして初の首位打者に。巨人では「打撃の神様川上哲治が2年目の19歳で首位打者に輝いている。上には上がいるが、たとえ途中経過とはいえ胸を張っていい。
21−26日の6連戦(対ヤクルト、中日)で21打数12安打。今季7、8番だった打順はこの日、初めて6番に上がった。「下位打線の方が気楽でいいんですよね」。プレッシャーを感じつつも、きっちり結果を出したのは成長の証しだ。
七−九回、大敗ムードが漂う巨人で唯一ヒットを放った。試合は負けようが、自分の仕事をしっかりこなす。そんな姿に原監督は「140試合ぐらいの時に、その位置(首位打者)にいればいいね」と目を細めた。20歳の坂本が、頂点に向かって突き進む。
サンケイスポーツ - 4月27日7時52分)

負けてもネタがあるのはいいですね。