どちらかといえば

イオンも“値下げ競争”突入 20日から3400品目
イオンは18日、メーカーが全国展開するナショナルブランド(NB)商品について、食品を中心に3400品目を、20日から全国のジャスコマックスバリュなど約1250店舗で順次値下げすると発表した。17日にはセブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂が、衣料品や食品など2600品目の値下げを発表したばかり。大手総合スーパーを中心とした“値下げ戦争”が激しさを増しそうだ。
イオンの商品値下げは食品が2500品目、住居関連商品が900品目。同社は先月、自主企画のプライベートブランド(PB)商品で1700品目の値下げと、より低価格のPB「ベストプライスbyトップバリュ」500品目の導入を発表。値下げ品目は計5100品目とイトーヨーカ堂の倍近くなる。値下げ率も衣料品と住居関連品が35%、食品が20%とイトーヨーカ堂の値下げ率を上回る。
会見したイオンの岡田元也社長は、値下げの準備を「昨秋から進めてきた」と述べ、イトーヨーカ堂に対抗するための値下げ競争ではないと強調した。だが、イオンが大型の値下げに踏み切ったことで他のスーパーも、低価格戦略を加速せざるを得ず、実質的には業界全体を巻き込んだ低価格戦争となりそうだ。
また、岡田社長は平成21年2月期の売り上げ不振から、イオンとイオンリテールの役員計35人の賞与を全額カットするほか、幹部社員1200人についても賞与を一部カットすると発表した。これにより、人件費約12億5000万円を削減できるという。
産経新聞 - 3月18日20時23分)

身近なところににある分だけ、こっちのほうがありがたい。