いかなる理由があろうとも

「ハロー」石川遼が米ツアー初挑戦前に会見
【パシフィック・パリセーズ(米カリフォルニア州)=松尾理也】19日に開幕するノーザントラスト・オープンで米ツアーにデビューする高校生プロ、石川遼(17)が17日、会場となるリビエラCC(カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ)で公式会見に臨み、「夢のようだが、充実している。自分のゴルフをプレーすることが一番の目標」と決意を述べた。
国内外あわせて約100人の報道陣が注目する中、石川は英語で「ハロー、アメリカ」と切り出し、一気に記者たちのハートをつかんだ。
「メディアからの圧力をどう思うか」。米メディアの注目は、弱冠17歳の石川の精神面に向けられた。「実は、特別に“対応”しているという意識はないんです。ただ、僕を通じてゴルフがさらに広まってくれればうれしい」。自然体の答えに、質問した米記者も感嘆の表情を浮かべた。
石川は今月14日に米国入り。その後、16、17両日にわたって、本番の舞台となるリビエラCCのコースで練習ラウンドをこなした。この日、クリス・ディマルコ、J・J・ヘンリー(ともに米国)とともにコースを回った石川は、「各ラウンドの注意点やアドバイスをいっぱいもらった。夢のようで、同時に充実した一日だった」と、上気した表情で語った。
今回が米ツアーのデビュー戦となる石川をめぐっては、日本から400人以上の報道陣が大挙して取材に詰めかけているほか、主催者側も「バッシュフル・プリンス(ハニカミ王子)の異名をとる17歳の日本の旋風(センセーション)、イシカワがデビュー」と、異例の扱いで前景気をあおっている。
産経新聞 - 2月18日10時27分)

今回マスターズに出られるのも、スターの実力のうち。
すべてを吸収して帰ってきて欲しい、です。