売り込み苦戦中・・・

黒田よりお買い得!川上、データで売り込み
【ニューヨーク21日(日本時間22日)】中日からフリーエージェント(FA)となった川上憲伸投手(33)の代理人を務めるダン・エバンス氏(48)が、昨季ドジャースに移籍した黒田博樹投手(33)との比較表を作成。黒田が交わした3年総額3530万ドル(当時約40億円)を目標に、売り込みをかけていることが分かった。
川上の“売り込み戦略”の一端が、交渉中の球団関係者の証言で明らかになった。
関係者によると、代理人エバンス氏は川上と黒田の比較表を用意。ともに大学出の2人がほぼ同時期に同じセ・リーグでプレーしていたことを説明した上で、FAまでの3年間と同5年間、さらにプロ入りからの各通算成績などを提示。どの時期も勝利数、勝率、防御率で川上が上回っていることをアピールしている。さらに黒田が受賞していないMVPや沢村賞の獲得経験、月間MVP受賞回数が「8対2」にまで触れているという。いずれの比較も、川上が「黒田より上」と売り込むことが目的だという。
エバンス氏は01−04年のドジャースGMで、選手を獲得する球団側にいた経験を生かし、より具体的な例を出して交渉に臨んでいるようだ。
実際に、米4大テレビ局の1つ「FOXスポーツ」のサイトも「川上に関心のある複数の球団が黒田並みの要求を警戒している」と伝えている。
広島からFAになった黒田が昨オフにド軍と交わした契約は、3年総額3530万ドル(当時約40億円)。しかし今オフのFA市場は一連の金融不況の直撃を受け、一部を除けば苦しい財政状況に直面している。
ブレーブスオリオールズレッドソックスなどが争奪戦に名乗りを上げる中、川上が“黒田超え”を果たせるのか−。代理人の腕の見せどころだ。
サンケイスポーツ - 12月23日8時1分)

上原の動向も気になるところですが。