で、場所はあるのか?

バイオ燃料普及「山手線内の2倍の農地必要」…経産省原案
自動車用の国産バイオ燃料の普及を促すために経済産業省が策定する「バイオ燃料技術革新計画」の原案が24日、明らかになった。
ガソリンや輸入バイオ燃料に対して価格競争力を持つには、税制上の優遇措置がない場合、2015年時点で価格を1リットル=40円にする必要があると試算した。そのためは、原料に使う植物の大規模な栽培や、発酵などの製造技術の革新が不可欠だと指摘している。
国内では現在、稲わらなどの農林廃棄物からバイオ燃料を作る実証実験が行われているが、現時点の価格は1リットル=2000円程度と高額で、実用化のメドはたっていない。
このため、原案はタイ原産のイネ科の多年生植物「エリアンサス」を原料に使うことを想定し、15年に1リットル=40円を実現するには、東京・JR山手線の内側面積の2倍にあたる約1万3270ヘクタールの広大な農地が必要と分析した。
エリアンサスは温暖な九州地区で栽培するほか、東南アジアから輸入することも考えられるという。原案は、26日に開かれるバイオ燃料技術革新協議会(経産相の私的懇談会)で公表される予定だ。
(読売新聞 - 3月25日9時3分)

パルプ原料を輸入しているのと同じ理屈なら、意味がないとは言わないが、気をつけなきゃいかんわね。