正しい選択だ

<JT>冷凍食品の中国企業生産委託を廃止…ギョーザ事件で
日本たばこ産業(JT)は、中国の天洋食品に生産を委託した自社製冷凍ギョーザが中毒事件の原因になったことから、冷凍食品の中国企業への生産委託を原則廃止する方針を固めた。加ト吉など自社グループの工場に生産を集約する方向で調整しており、一部、国内への生産移管も検討する。再発防止策の一環で、自ら工場の管理・監督ができる体制に変えるため、生産拠点を抜本的に見直す。
JTは現在、中国に17の生産拠点を持つ。このうちJTが2拠点、子会社の加ト吉が4拠点で自社グループの工場は計6拠点あり、残る11拠点は生産を委託した現地企業の工場だ。中毒の原因となった冷凍ギョーザを製造した天洋食品には、年に1回程度、日本から社員を派遣して管理体制のチェックを行っていたが、日常的な監視はしていなかった。
このため、原則的に委託生産を廃止し、中国の加ト吉の工場や国内に生産を順次移管することにした。ただ、加ト吉の工場の生産能力の問題などから、部分的に、委託生産を続けざるを得ない場合は、日本人社員を工場に常駐させる方針だ。
将来的には、加ト吉の工場の拡張や、新工場の建設などで生産能力の向上を図る。設備投資などで多額の出費が予想されるが、早急な信頼回復が求められており、安全対策を最優先させる考えだ。
また、社内に検査機関を設立するなど検査体制を強化するほか、顧客からのクレームに対する体制も充実させる。
毎日新聞 - 2月23日15時3分)

国内生産が一番望ましいのでしょうが、コストやら何やら致し方ないというのであれば、自社でコントロールするという考え方は、まっとうな考え方だと思いますね。
でも、やっぱ中国製なの?という不信感は、一度ついてしまうと拭えないよね。