欧州で活躍することの意味

俊輔獲得へ横浜10億円を用意
横浜がセルティックMF中村俊輔(29)の来夏獲得へ向け、クラブ幹部を1月にも現地に派遣し、本人およびクラブと直接交渉をすることが28日、分かった。来年6月末日でセルティックと中村の契約がいったん切れることから、同7月からの復帰を目指している。最愛のファンタジスタ獲得のため横浜は「09年J優勝プラン」と「10億円手形」を用意。古巣に思い入れを残している中村獲得に万全を期する。
中村を復帰させるべく、横浜幹部が年明けにスコットランドを訪問する計画が明らかになった。関係者によれば、中村のレジーナ移籍にも尽力した中村勝則強化担当取締役が、1月にも渡欧。本人やクラブの移籍についての考え、故障中の左ひざの状況などを、自ら確認するという。
中村とセルティックの契約は来年6月末日まで。その後1年間の契約延長オプションも残るが、FIFAルールによれば、本人と交渉が可能になるのは、契約が切れる6カ月前の同1月1日になる。クラブ関係者は「俊輔の獲得に動かないわけにはいかない。1度早めに行っておけば、いろいろ収穫もあるはず」と早期接触の意義を強調する。
「直接交渉」を前に、すでに中村受け入れへの準備を進めている。常勝チームでのプレーを望む中村サイドは、最近3年低迷する横浜の状況を懸念。巻き返しへ、クラブは「09年にJリーグで優勝を目指す長期計画」を立ち上げた。若手の積極登用や外国人補強法の見直しなど、優勝戦線返り咲きへ戦力整備する。このプランを説明した上で「後はここに俊輔が加われば、常勝軍団が出来上がる」と口説き落とすつもりだ。
最低500万ユーロ(約8億円)といわれる高額な移籍金への対策もある。このため横浜幹部は、親会社の日産自動車と水面下で交渉。約10億円の特別出資の内諾を得たもようだ。そろえた切り札を生かし、早期交渉で「横浜MF中村俊輔」の7月誕生を目指す。
(日刊スポーツ - 12月29日 09:43)

日本のクラブの相対的地位は、先日のワールドクラブカップにおける浦和レッズが3位を獲得したことで飛躍的にあがっているとは思います。
が。
金銭だけではない欧州クラブの魅力はあるだろうし、そんなに簡単にいくかな・・・。