これも「医学」

神戸大病院に「美容外科」 国立大初、シワ除去や脂肪吸引
神戸大病院(神戸市中央区)は27日、新たな診療科となる「美容外科」を10月1日に設置すると発表した。同病院によると、国立大学付属病院が独立した専用外来施設を持つ美容外科を設置するのは初めて。
新設の美容外科は、既存の形成外科の医師数人と、看護師、エステティシャン各1人を置き、外来初診を週3日受け付ける。しわやたるみの除去、脂肪吸引、レーザー治療などを利用したアンチエイジング(抗加齢)を施す。完全予約制で費用はすべて保険診療外。
美容外科設置をめぐっては、大学理事会でも「国立大付属病院に必要か」という指摘もあったという。春日雅人病院長は「アンチエイジングの一環で、患者本人の満足を医療として科学に基づき手助けすると説明した」としている。
新診療科開設に取り組んだ田原真也教授(形成外科長)は「美容外科は、診療技術に対する客観審査もなく、一部に質の悪い診療もある」と指摘。「社会には美容整形に対する偏見もあるが、大学に診療科ができることで啓発ができるのではないか」と期待している。
産経新聞 - 9月27日15時42分)

大学も、新たなる動きをしているようです。