Mr.Children "HOME TOUR 2007 〜in the field〜" #6 2007.8.26 豊田スタジアム

と、いうことで、自宅近くまで戻ってきたのであれこれ整理したいと思いますが。
良かったか・悪かったかと問われたら、間違いなくよかった。
非常に音響のいいスタジアムで、4階のあたりなんか普通のビルの高さの7階くらいから見下ろす感じになるのだと思うが、下で聴いていると声援やハンドクラップが空から降ってくる感じ。
この感触は、日本でも豊田だけだね。


当のミスチルの面々の状態は、おそらくは絶好調。
いつものパターンでは、ツアー終盤から良くなる感じなのだが、今回は頭からブレもないのかもしれないが、あらゆる意味で不安定さを感じない。
それ以上に、アリーナのときより、小林武史の存在が効いている。


「素人さんにわかりやすいどころか・・」と書いたのは、セットリスト自体は、非常に「一見」わかりやすい曲がずらーっとならび、それだけでイカされてしまうような配列だったりするんですが。
でも、やっぱり「一見」なんですな。
「HOME」ツアーのロジックで配置してあるので、当然アレンジも違うわけだが、意味合いからしてまったく別物の曲ととらえたほうがいい。
そうなると、なまじ知ってる曲だったりするものだから非常に難解だったりするわけで(笑)
結局のところ、ドームツアー「あいらぶゆー」と表裏一体のツアーなんじゃないか、とも読めるわけです。
核心はそこにあるわけで、それを「北風と太陽」よろしく、初心者にも入りやすい窓口を用意して伝える手法をとったのかな・・・と。


ただ、気になってるのは、アリーナバージョンで名古屋と札幌に行ったわけですが、どうも絶叫系の男どもが増えてしまっているというか、歌うんならもうちょっと空気を読まんかい(苦笑)
今日なんかひどくて、浜田省吾尾崎豊よろしく、延々と絶叫しまくる男がなぜか僕の四方八方に配置されていて暑苦しいことこの上ない。
途中で帰りたくなった。
マジで。


その上、おいらの左となり。


汗臭いのが臭ってくるんだもん、勘弁してくれよ。


去年のap bank fesだって、夢人島fesだって、「誰がどう見てもミスチルファン」と思われる人々は、もっと服のセンスも良かったし、なんつーか、雰囲気が全体に涼しげなのね。
今日もステージ上の張本人の皆様は、オーガニックな微笑を湛えつつ、非常に気持ちよさそうにやっておられましたが。



いつから



ミスチルのツアーは



こんなに



暑苦しい空間に



なったんだよ(苦笑)