最後に、私事・・・

シエナを破りインテルがイタリア王者に
インテルはアウエーでのシエナ戦を2−1で制し、ローマがアタランタに2−1で敗れたためイタリア王者となることが決定した。5試合を残しての優勝決定となる。インテルスクデット獲得はクラブ史上15度目。“グラウンド上”でのタイトル獲得はジョバンニ・トラパットーニ監督時代の1988−89シーズン以来となった。
前半に主導権を握ったのはインテル。しかしシエナもよく守り、カウンターでインテルを脅かしていた。前半17分にはクルスの左足のシュートがガスタルデッロにはじかれてコーナーキックに。続いてコルドバのシュートをGKマニンガーが阻んだ。
その1分後にはインテルが先制ゴール。コーナーキックから混戦となり、マイコンのシュートに続いてマテラッツィが左足で押し込んだ。しかしインテルのリードはわずか3分間で終了。リナウドのアシストからネグロがヘディングを決めてシエナが同点に追いついた。
27分にはイブラヒモビッチが強烈なヘディングシュートを放ったが、ゴール正面を突いたためマニンガーがブロック。29分にはカンビアッソのシュートがサイドネットの外側に突き刺さった。34分にはインテルが勝ち越しのチャンスを迎えたが、イブラヒモビッチのヘディングをまたしてもマニンガーがファインセーブ。
この時点でアタランタがローマをリードしているという情報が届き、マンチーニのチームはさらに勢いを増してきたが、クルスの2本のシュートもまらず。
後半3分にはネグロのヒールキックをGKジュリオ・セーザルが足ではじいてコーナーキックに逃れた。インテルブルディッソが負傷のため退き、マクスウェルと交代。58分には走り込んだクルスがマニンガーのファウルを受け、アイロルディ主審はインテルにPKを与えた。マテラッツィは1本目のシュートを決めた後、主審にやり直しを命じられたが、2本目もしっかり決めてみせた。
68分にはシエナのコルビアが決定機を迎えたが失敗。同点ゴールを狙うホームのシエナは72分にもインテルのエリア内での混戦でゴールに迫った。78分にはクルスがエリア内で時間をかけ過ぎてしまい、最後はコルドバへの弱いパスでチャンスをつぶした。
81分、アントニーニのミドルシュートはわずかにジュリオ・セーザルの右側のポストの外へ。結局1−2でタイムアップを迎え、ベルガモでもアタランタが勝利。ついにインテル歓喜の瞬間が訪れた。((C)SPORT)
スポーツナビ - 4月23日12時39分)

ユベントスが不正でB落ちしていて、かつ、そのユーヴェから2人ほど選手を引き抜いているわけで、ある意味「勝ってあたりまえ」の状況での1年だったわけですが。
あたりまえの状況であたりまえに勝つのはいかに難しいか。
大はしゃぎする気はありませんが、いちインテリスタとして、静かに祝いたいと思います。