息絶えるまで駆けてみよう、恥を撒き散らして

trickstar22007-03-28

28 March , 1997。
人生には特別な日はいくつもあるが、勝つか負けるかの瀬戸際で、じっと家で待ち続けていた。


内定通知。
来ることはわかりきっていたのだが、どうしても目で確認しなければ信じられなかった。


土壇場で、「やっぱり来なくていい」と、内々定が引っくり返るのではないかと、それを恐れていた。
恐れる理由は何もなかったのだが、3年も浪人していたら、それだけで引っくり返す理由になるんじゃないかと、ひたすら疑っていたんだ。


現実にそれを受けとって、ようやく悪夢から解放されたのだと実感できた。


10年前の今日。