結局重要なのはリアル

SNS を止めた理由は、「忙しい」「興味がうせた」
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は登場以来あっという間に浸透した。
訪問者数 を見る限り、その勢いはすさまじい。一方、お仕着せのサービスでは飽き足らないユーザー向けのサービスも 登場 した。
ところで、SNS を退会したユーザーや、退会しないまでも活動を止めたユーザーは、どういう感想を持っているのだろうか。
インターネットコム株式会社 と JR東海エクスプレスリサーチ が行った SNS に関する調査によると、SNS 未体験派は合計で67.6%、SNS 通過派は10.9%、そして、残りが現在活動派の21.5%だった。
調査対象は、官公庁、地方自治体、民間企業に勤務する20代から60代の男女330人。男女比は男性75.5%、女性24.5%。年齢別では、20代17.6%、30代48.5%、40代27.9%、50代5.5%、60代0.6%。地域別では、北海道1.2%、東北1.2%、関東40.6%、甲信越1.5%、東海31.2%、北陸1.2%、近畿17.6%、中国2.1%、四国1.5%、九州沖縄1.5%。
全体330人のうち、参加したことのないユーザーは58.2%(192人)、そもそも SNS を知らないユーザーは9.4%(31人)と、SNS 未体験派は合計で67.6%(223人)。
一方、SNS を退会したユーザー1.8%(6人)、退会はしないものの登録のみ9.1%(30人)を合計した SNS 通過派は10.9%(36人)。
そして、残りが現在活動派で、21.5%(71人)。
SNS 未体験であれば、SNS についての具体的な意見の持ちようがないだろうが、SNS 通過派36人は、なぜ退会(あるいは活動を止めた)のだろうか。
SNS 通過派36人に対して、SNS 参加(活動)期間を聞いてみたところ、最多は「1か月〜半年未満」で38.9%(14人)、ついで「半年〜1年未満」の27.8%(10人)、「1か月未満」19.4%(7人)という結果になった。31人、つまり86.1%が、1年未満で SNS に見切りをつけている。
彼らは、SNS の参加(活動)をやめた理由として、「忙しくて閲覧や書き込みの時間がなくなった」「興味がなくなった」「足あとが残ることがわずらわしくなった」「つきあいで書き込むのが面倒になった」「期待はずれだった」などをあげている。
現実世界でのしがらみから逃れての、ネットでのみの友人づきあいのはずが、興味がうせると、それなりに「面倒」で「わずらわしい」ものになり、結果として「期待はずれだった」のだろうか。(
調査協力: JR東海エクスプレスリサーチ )
japan.internet.com - 3月26日11時5分)

ネット上「だけ」のつきあいが長続きするわけがないんですよ。
信用を互いに勝ち取るのは、目を見て話をしないと。
僕の場合は、たまたまネット上の交流もありますが、それは音楽を通じてきっとどこかで出会うだろう・・・とか、そういうつながりめいたものは感じますし。