棚からぼたもち

井川の開幕投手案が急浮上!日米あわせ“6年連続”へ
ヤンキース井川慶投手(27)が、4月2日(日本時間同3日)の開幕デビルレイズ戦(ヤンキースタジアム)に先発する可能性が出てきた。開幕投手の本命だった王建民投手(26)が故障したことで、ジョー・トーリ監督(66)は、代役候補に井川を指名。日本人としては、04年の野茂英雄投手(当時ドジャース)以来、2人目のメジャー開幕投手となる?!
直球に加え、チェンジアップが低めに決まる。ブルペンでの投球練習を35球で切り上げた井川。仕上がりは上々だ。
「制球がよかったのでパッと切り上げました。試合でそのまま生かせたらいいですね」
井川が笑顔で球場を去った後、トーリ監督は4月2日のデビルレイズ戦に先発する開幕投手について言及。「井川とパバーノ、カーステンズがいる」と3投手に絞ったことを明かした。
前日23日に昨季メジャー最多の19勝(6敗)を挙げた王が右太もも裏を肉離れし、故障者リスト入りが決定。開幕投手が決定的だったエースの離脱で、代役に井川らが指名された。
実績では開幕第2戦に登板予定の通算239勝、マイク・ムシーナ投手(38)が繰り上がるのが自然だが、同監督はオープン戦から公式戦をにらんで組み立てた中4日の登板間隔は崩さない方針。ローテ通りに4月4日に先発させる。続いて昨季14勝(13敗)のアンディ・ペティット投手(34)が適任となるが、背中の違和感を訴え、調整は遅れている。
そこで、が然、開幕候補に挙がったのが、井川だ。26日(日本時間27日)のフィリーズ戦にオープン戦最後の先発登板した後、日本で慣れた中6日で4・2に臨める。阪神では昨季まで5年連続で開幕投手を務めた“実績”もある。
本命は通算61勝(64敗)と3人の候補者の中では最も実績のあるカール・パバーノ投手(31)。しかし、同投手は右肩の故障などで昨年は1試合も投げていない上、昨秋には交通事故でろっ骨を骨折するなど不安はぬぐえない。実質的には、井川とパバーノとの一騎打ちの様相。26日のフ軍戦の結果次第で、井川は日本人として04年の野茂英雄以来、2人目のメジャー開幕投手に最接近できる。
「シーズンできっちり投げられるような投球を見せられればいい」と落ち着き払った井川。当選発表は26日の登板後。運命のマウンドで、名門ヤンキース開幕投手という“栄誉”をつかみ取る。
サンケイスポーツ - 3月26日8時1分)

記事中にもありますが、実現すれば野茂以来なんですよね。