日本の人は嫌がるでしょうけどね・・・

永遠の愛誓う 葬儀場で結婚式 桑名で在日ブラジル人
三重県桑名市在日ブラジル人カップルがちょっと変わった結婚式を挙げ、話題を呼んでいる。何と会場が葬儀場。日本人だとぎょっとする話だが、キリスト教信者が多いブラジル人は婚礼も葬儀も教会で開くとあって、厳粛であれば場所にはあまりこだわらない。「国際貢献になるなら今後も」との葬儀場の申し出をブラジル人らは「広くてきれい。結婚式以外でも使いたい」と歓迎している。

式を挙げたのは、愛知県刈谷市の会社員コワタ・トシオさん(25)と三重県菰野町の会社員アラウジョ・ハケラさん(25)。桑名市安永の葬儀場「桑名昇龍殿」で27日、親族や友人約100人の祝福を受けた。

ブラジル式の結婚式は参列者が多い上、祝儀に現金を贈る習慣がなく、費用はすべて新郎新婦の負担。日本の教会は宗派の違いなど難しい面があり、披露宴を考えると結婚式場を使いたいが、日本の式場は料金が高く、場所探しに苦労する。公民館などを使うことが多いが、時間に制約があるなど使いづらいという。

事情を知った桑名昇龍殿は普通の貸しホールのほぼ半額で提供。新郎新婦の友人で、仲立ちをした桑名国際交流センターの菅原アイルトン清市さん(31)は「葬儀場に抵抗がある人もいるが、結婚式はきれいな場所で開きたい人が多い」と語る。新郎のコワタさんも「神様の祝福を受けるので葬儀場でも気にならない」と笑顔で話していた。
中日新聞 - 1月29日11時26分)

もし、日本が100%神道だったら、嫌がらないでしょうけどね。
葬儀の白と黒は仏教のならわしだし、神式にならえば白と水色で「おめでたいこと」とまでは言いませんが、号泣するような話ではない。
ので、キリスト教国のブラジルのメンタリティーなら、何の問題もないんでしょう。
このあたりに、生活の中で根ざしている価値観の違いを垣間見ることができるというか、「日本人の価値観」って、どこに根ざしているんでしょうね(苦笑)