移籍と言えば。

小笠原道大>巨人移籍を惜しむ北海道ファン「可哀そう」
「選手を大事にしない巨人で大丈夫か」――。フリーエージェント(FA)で巨人移籍を22日公表した北海道日本ハムファイターズの主砲、小笠原道大選手(33)に道内の日本ハムファンからは落胆と不安の声が上がった。44年ぶりの日本一の立役者でチームの顔。去就が注目される中で残留を望む多くの声が寄せられたが、小笠原選手の決断は冷徹だった。
「最近の巨人は素晴らしい選手を何人も獲得して駄目にしている。小笠原選手はそうならず、活躍してほしい」。日本ハムファンでつくる応援作戦会議の長谷川裕詞代表幹事(37)は複雑な心境を隠さない。小笠原選手の功績を「寡黙だが、やることをやってくれるお父さんのような存在だった」と高く評価し、「小笠原選手の野球に対する姿勢を他の選手がしっかり引き継いでほしい」と注文した。
小笠原選手は97年、ドラフト3位で日本ハムに入団。99年からレギュラーに定着し、今シーズンは本塁打、打点の2冠とパ・リーグMVPに輝いた。愛称は「ガッツ」。イルカで有名な東京都小笠原村の観光親善大使の顔も持ち、打席に入る度にファンが振る「青いイルカ」は札幌ドームの名物になった。
札幌市豊平区のスーパーで22日開かれたダルビッシュ有投手らのトークショーに来ていたファンにも落胆の波紋が広がった。中央区の主婦、小玉るみ子さん(34)は「寂しさと来季の不安でいっぱい。選手を大事にしない巨人では可哀そう」。南区の主婦、横地愛子さん(31)は「奇麗系の選手が多い中でガッツはサムライ魂を発揮した。ファイターズの魅力が半減です」と話した。
そんな中で豊平区の大学2年、土田周作さん(20)は「小笠原選手が決めたことなのだから尊重したい。北海道で過ごした3年間を忘れないでほしい」とエールを送った。
毎日新聞 − 11月22日 13時48分)

日本一になっても出て行きたいわけでしょ?
東京ヤクルト千葉ロッテから声がかかったら行ったか?という「?」はあるけど、首都圏に戻りたかったんだろうなぁ・・・と。
今回の移籍が、本人にとっても、球団にとっても不幸なものにならないように、とだけ。