伝承する者、封印する者

槙原敬之SMAPに提供の「世界に一つだけの花」歌い継ぐ「僕らしかいない」
(スポーツ報知 8月20日(土)19時17分)


12月31日で解散するSMAPに同グループ最大のヒット曲「世界に一つだけの花」(2003年発売)を提供した歌手の槙原敬之(47)が20日、大阪市内でFM COCOLO主催の野外ライブ「風のハミング」にゲスト出演し、同曲の継承者に名乗りを挙げた。
スターダスト☆レビューKAN(53)、馬場俊英(49)のコラボで2011年から毎年開催されているライブで、槙原は2年ぶりのゲスト出演。同曲を終盤に全組で披露する際、KANが「SMAPが解散しちゃったら、この歌を受け継いでいくのは僕らしかいないよね」と持ちかけた。槙原は「そうなんですよね。僕らしかいないんですよ」と笑顔で呼応。SMAPの解散発表によって再び購買運動が広がっている名曲を、永く歌い継いでいく意欲を見せた。
本名・木村和(かん)のKANは「木村です」とノリノリで、「みんな(観客)にも引き継いでいってもらいたいよね」と提唱。槙原は「じゃあ今日がそれの初日ということで」と、SMAPが歌う際の振り付けを6500人の観客にレクチャーし、会場を一体感で包み込んだ。
ライブの模様は27日と9月3日、FM COCOLOの特番「風のハミング 2016 Special」(いずれも後5〜7時)でオンエア。

スガシカオ 「夜空ノムコウ」を封印へ SMAPに感謝を込めて歌い上げる
(デイリースポーツ 8月20日(土)18時5分)


シンガー・ソングライタースガシカオ(50)が20日、都内で開催された音楽イベント「J−WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」に出演し、作詞提供したSMAPの「夜空ノムコウ」を歌うとともに“封印宣言”した。
98年にSMAPの27枚目のシングルとして発売され、100万枚を突破した「夜空−」で、スガの名は広く知られるようになった。97年に自身がデビューした直後のこと。大切に思うがゆえに、数年間は公の場でカバーしなかった逸話も残る楽曲だ。
この日が、SMAPが解散を発表してから初のステージ。最初のMCでスガは次に歌う曲の説明として「デビューして間もないころ、知名度のなかったオレを起用してくれて、大ヒットしまして、初めて全国区になるきっかけになった曲」と切り出した。
「いつも自分の曲でもあるのに、SMAPさんのカバーをさせてもらいますと言ってました。オレの中でSMAPさんは大きな存在。人生を変えてくれた存在。だから今日は大きな感謝を込めて歌いたいと思います」
さらに、9月10日から始まる全国ツアーで10月21日に豊洲PITでの東京がい旋公演があることを伝え「そこでも(『夜空−』を)歌って、自分的には封印しようなんて思ってます」と吐露。やりようのない悲しみをにじませると、会場からは「え〜!!!」と悲鳴があがった。
感謝の一曲は、時に目をつぶり、胸元で手のひらを上に向け、感情を絞り出すような熱唱。悲しみはいつか消えてしまうものなのかなと歌う歌詞が解散への思いと重なるようで、奇妙な一体感に満ちた会場には大きな拍手が響き渡った。

アプローチとしてどっちが正しくてどっちが間違っているということはないが、「夜空」は作詞者の川村さんも歌っているのよね?確か。
どっちの曲も残っていくとは思いますが。