長かった

エルニーニョ現象終息 夏の間にラニーニャ発生へ
ウェザーマップ 6月10日(金)14時59分)


気象庁は10日、エルニーニョ監視速報を発表した。5月の観測によると、エルニーニョ監視海域の海面水温は基準値に近い値となり、2014年夏に発生したエルニーニョ現象は、2016年春に終息したとみられる。
また、海洋表層の実況に見られる冷水が今後東進し、中部から東部にかけての海面水温が平年より低い状態を強めると考えられることから、今後、夏の間にラニーニャ現象が発生し、秋にかけて続く可能性が高いという見通しを示した。
ラニーニャ現象発生時の夏は、統計的にみると、平均気温の有意な傾向はみられないものの、降水量は沖縄と奄美で多い傾向となっている。
◆1949年以降で最も長いエルニーニョ現象
2014年夏に発生したエルニーニョ現象は、2015年の春以降発達し、監視海域の海面水温月平均値は2015年12月に期間中最大となった。
これは、1949年以降に発生した15回のエルニーニョ現象発生期間中の最大値としては、過去3番目の記録。
また、発生期間は8季節となる見込みで、1949年以降に発生したエルニーニョ現象の中で最も長いことになる。

夏からどう変わっていきますやら。