カウントダウン

北海道北部唯一の百貨店、西武旭川が撤退検討 近く最終判断
北海道新聞 3月2日(水)10時40分)


イオンモール出店でJR旭川駅前の競争激化
流通大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD、東京)が、傘下のそごう・西武(東京)の運営する西武旭川店(旭川)の閉店を検討していることが1日、分かった。今月上旬にも最終判断する見通しだ。業績不振が続く中、昨年3月にはJR旭川駅前に大型商業施設イオンモール旭川駅前が開店し、競争環境は厳しさを増している。閉店すれば、北海道北部に唯一残る百貨店が消えることになる。
同HDは2009年に札幌西武(札幌)を閉店。西武旭川店を閉めると、北海道での百貨店事業から完全撤退することになる。社内には存続論もあるとされ、時期などを含めてなお慎重に判断するとみられる。
同店の売上高はここ数年、前年割れが続いている。10年には130億2400万円あったが、15年は107億4500万円にまで落ち込んだ。

そういいつつ、有楽町西武を閉鎖したんだから、撤退は時間の問題でしょ。