派手!

49歳カズ「50歳を迎えられるように」 オーダーメード60万円スーツで意気込み
(デイリースポーツ 2月26日(金)12時59分)


J2・横浜FCのFW三浦知良が26日、49歳の誕生日を迎えた。この日も、いつもと同じく横浜市内の練習場でのチーム練習に参加した。報道陣の取材にも応じ、約60万円をかけたという鮮やかな青色のオーダーメードで登場。「サッカーで表現するしか知らない」「50歳をプレーヤーで迎えられるようにしっかりやらなきゃ」と意気込みを語った。
スーツの青は「横浜FCカラー」をイメージ、ピッチをイメージしたというグリーン系のネクタイを合わせた。2年前は白、昨年はワインレッドと毎年、誕生日に合わせて衣装を決めているが「だんだん(コーディネートが)きつくなってきていますので、公募かなんかで替えていきたい」と笑顔を見せた。
28日、ホームに讃岐を迎えて開幕戦を行う。誕生日にあたって「こういう機会をいつもつくってもらえて、シーズン直前で集まってもらって。モチベーションは高いつもりでいますけど、よりいっそう気持ちが強くなる」と決意を新たにしたカズ。「皆さん期待しているゴールを挙げてチームの勝利に」を目標に「全力で今までと変わりなくピッチに向かって行きたい」と抱負を語った。
カズは昨年10月の京都戦で右臀部(でんぶ)を痛め戦線を離脱。今季はコンディションづくりに重点を置き、グアムでの自主トレ、チームキャンプで調整をしてきた。序盤で好調だった昨季と比較して、実戦でプレーできた時間数は少ないというが、「(患部は)心配ではあるけど、不安は抜けてきている」と徐々にコンディションも合わせてきている。
40代最後のシーズンへ、「個人としては50歳でいい。突き抜けないと。50歳をプレーヤーで迎えられるようにしっかりやらなきゃなと思います。そのために一日一日積み重ねていきたい」とプロ31年目のシーズンを見据えた。

来年、区切りの年に何色を着ているのか興味ある。