TBSラジオの次

古舘降板に匹敵の衝撃 大沢悠里を失うTBSラジオ次の一手
日刊ゲンダイ 1月21日(木)9時26分)


芸能界はSMAPの解散騒動で大騒ぎだが、ラジオ界には別の激震が走っている。これまで30年続いたTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」(月〜金、午前8時半〜)が今年4月8日の放送をもって終了するという。
言うまでもなくフリーアナウンサー大沢悠里(74)がパーソナリティーを務める人気長寿番組。正直言って、テレビではあまり見かけないお顔だが、それがなぜ「激震」なのか。
「ラジオ界では90年から年に6回、個人聴取率調査を行っていますが、TBSラジオは昨年10月の調査まで86期間連続、なんと14年4カ月連続でナンバーワンに輝いています。その原動力が『ゆうゆうワイド』で、ほぼ毎期、全局全番組でトップを独走している。つまり、大沢さん降板はテレビ界で言えば『古舘降板』に匹敵する……いや、それ以上の大事件なのです」(ラジオ局関係者)
番組終了の理由について、大沢は18日の番組中「30年続け、4時間半の放送に疲れを感じるようになった」と体力面の問題を挙げていた。それもそのはず、番組のある日は毎朝6時過ぎには局入りし、まずスタジオの掃除に取り掛かる。その後にリスナーからの手紙を丹念に読み、生放送。オンエア終了後もテレビ番組のナレーション録音なども行うため、スタジオ内には広辞苑などの辞書類、朝昼食用の即席おかゆなども用意されているという。
そんなラジオ界の大スターが「消える」というのだから、今度はTBSラジオの聴取率が心配になってくるが、結論からいえば、準備は万端、大丈夫らしい。
「後番組のパーソナリティーにはタレントの伊集院光(48)の起用が決まっています。これまたラジオ界の大スターで、担当する『深夜の馬鹿力』は夜中1時からの放送ながら、若者の圧倒的な支持を受けている。後番組では中高年に加えて、若いリスナーも取り込みたい意向というから、ドンピシャの人選といえると思います」(前出の関係者)
TBSラジオは、なんとか安泰なのか。

あれ、そんな数字とってたのか。