文字すらいらない

文字検索はもう不要? Googleが検索に新機能
ITmedia PC USER 11月10日(火)15時25分)

Googleは11月10日、Andorid 6.0「Marshmallow」(マシュマロ)向けに検索の新機能「Now on Tap」の日本語版を提供した。現時点の対象機種はAndroid 6.0搭載のNexus端末のみ。
Now on Tapは検索の手間を省く機能。これまで記事やアプリ上で気になる単語があった場合、検索アプリを立ち上げて文字入力するか、単語をコピー&ペーストして検索するかをする必要があったが、特定の画面でホームボタンを長押しするだけで関連する情報を含むカードを表示する。
スマホの小さい画面でコピペ機能を使うのは煩わしく、いちいち記憶した単語を検索画面で手入力するのも面倒なもの。しかも「ちょぼらうにょぽみ」さんのような少々間違えやすい人物名や、そもそも読み方が分からない漢字などは検索できなかった。いちいちユーザーが検索する手間を省く、かゆいところに手が届く機能となっている。
例えば記事中に地名があれば、その単語を抽出して検索結果やGoogleマップ、関連サイトなどをカード形式で表示する。TwitterやLINEなどのアプリ上でも利用でき、「フォンデュでも作る?」という会話になると、「フォンデュ」を抜き出してクックパッド食べログなど、ユーザーがインストールしているアプリを表示し、フォンデュに関連する情報に直接アクセスできる。また、店舗名の評価を食べログで調べ、そのままGoogleカレンダーで予定を作成することも可能だ。
テキスト検索のみで、画像検索は非対応。画像や動画しかないサイトなどでは動作しない場合がある。また、英語と日本語以外の言語対応についても、「動く場合とそうじゃない場合がある」(担当者)という。
これらは、Web上の言葉をただの文字列ではなく「物・事」として認識し、データベース化した「ナレッジグラフ」、人間が日常的に使う自然言語をコンピューターが処理する「自然言語処理」、アプリ内のコンテンツや機能へディープリンクするための「App Indexing」という3つの技術を活用している。ユーザーの位置情報や検索履歴などを考慮し、使えば使うほど表示内容が最適化されていくという。
ユーザーが許可することで使えるオプトインで提供するが、まだまだ国内で利用できるユーザーは少なそうだ。既存OS向けの提供は未定だという。

便利・・・なんだよ・・・ねえ・・・・。