ベスト8は望み薄

ラグビー日本、サモア破り初のW杯2勝 8強に望み
ラグビー:W杯イングランド大会・日本26−5サモア>◇1次リーグB組◇3日◇ミルトンキーンズ
日本(世界ランク12位)が、サモア(同11位)を26−5で破り、初の1大会2勝を挙げて悲願の8強入りへ望みをつないだ。
日本は前半8分、五郎丸のPGで3点を先制。同24分、日本は2人をシンビン(10分退場)で欠くサモアを攻め、残り10メートルから日本ボールのスクラムとなり、認定トライを決める。五郎丸のコンバージョンも決まり、10−0とリードを広げた。
五郎丸は同34分にもPGを決める。さらに前半ロスタイム、WTB山田がトライを決め、五郎丸も右側いっぱいからの難しいコンバージョンを成功。守りも冴え無失点で、20−0と大きくリードして前半を折り返した。
後半に入っても、日本のディフェンスが光る。日本の徹底した激しいタックルに加え、リードされている焦りからかサモアのミスが目立つようになる。後半8分、五郎丸がPGを決め後半も日本が先に得点。同19分にも五郎丸がPGを成功させる。
サモアは後半24分、日本のミスからボールを奪うと、陣形の崩れた隙を突いてCTBペレスがトライ。コンバージョンは失敗したが、ようやくこの試合初の得点を挙げる。しかし、日本はそれ以降追加点を許さず、リードを守りきった。
1次リーグ最終戦で日本は、11日(日本時間12日)に米国と対戦する。
(日刊スポーツ 10月4日(日)0時25分)

日本大会が盛り上がるいい材料ができたのは間違いない。