決着

STAP細胞「真実でないと立証」 英誌、騒動に区切り
STAP細胞論文を昨年掲載した英科学誌ネイチャーは、24日付電子版でSTAP細胞が存在するかどうかについて詳しく分析した2論文を掲載した。これらの論文を「STAP現象が真実ではないことをはっきりと立証した」と位置づけ、一連の騒動に区切りをつけた。
ネイチャーは「近年で最も議論を呼んだ科学の話題について再考する」としてSTAP細胞の論評を掲載。同じ号に米中などの研究チームと、理化学研究所などのチームがそれぞれ論文を発表した。
米中などの研究チームは七つの研究室でそれぞれ計133回の再現実験をした結果、「STAP細胞は再現できなかった」とした。理研のチームは残っていたSTAP細胞に由来するとされた試料を分析し、「STAP細胞はES細胞に由来する」と結論付けた。理研チームのデータは、昨年末に理研調査委員会がSTAP細胞の存在を事実上否定した根拠になっていたが、改めて論文の形で示した。
朝日新聞デジタル 9月25日(金)5時53分)

結局存在しなかった。