世界はこう見た

戦後70年談話 独紙「過去の処理、中韓が利用」 英豪は歓迎
安倍晋三首相の戦後70年談話について、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネは15日、「中国や韓国の不快感を和らげるために必要な多くの言葉が盛り込まれた」とする一方、「安倍首相はその心情を静められなかった」と報じた。
独経済紙ハンデルスブラットは15日、「一言一句をめぐる戦い」との見出しを掲げて談話を報道。「日本の不十分な過去の処理を中国や韓国の政府が内政、外交的に利用している」との分析を示した上、談話がこの状況の改善に「十分だろうか」と問いかけた。
英国のハモンド外相は14日、「日本政府が発表してきたお詫(わ)びの声明を再確認し、国際法の下で70年以上にわたる日本の平和への貢献が継続することは喜ばしい」と歓迎する声明を発表した。
また、英国人元捕虜らによる慰霊などに言及したことを評価し、「談話が日本と北東アジアの隣国との和解のため、プラスとして受けとめられることを希望する」と締めくくった。
台湾の馬英九総統は15日、戦後70年の記念展示会で、「日本は将来、とりわけ慰安婦問題に対して、もっと取り組むべきだ」と述べた。
オーストラリアのアボット首相は14日、声明で「お詫び」への言及を歓迎。「各国の苦痛を認識している」と指摘し、日本との友好関係を強化することにつながると述べた。インドネシア外務省は談話を「評価する」との声明を出した。
産経新聞 8月15日(土)18時56分)

当事者以外はどうでもいいってことかな。
外交的にはそのどうでもいい部分が重要だったりしますけど。