電磁波問題は解決できるか

海に50階ビル相当の風車浮かべ発電 「浮体式」実用へ
福島県いわき市小名浜港で22日、海に風車を浮かべる「浮体式」では世界最大の出力となる、7千キロワットの洋上風力発電設備が披露された。経済産業省の実証研究事業で、丸紅や三菱重工業など10社1大学が手がける。12月から沖合で実証運転を始め、早期の実用化をめざす。
風車部分には長さ約82メートルの翼が3枚あり、翼が垂直になった状態での海面からの高さは189メートル。50階建て前後の超高層ビルに匹敵する。上から見てL字形に組んだ「浮体」のうえに風車を固定した状態で船で移動させ、沖合約20キロの地点で発電し、海底ケーブルで電気を地上に送る仕組みだ。約6千世帯分の電気がまかなえるという。
洋上の風力発電は、欧米が浅瀬で海底に設備を固定する「着床式」で先行し、すでに実用段階にある。これに対し、日本は浅瀬が少なく、陸上でも適地が減っているため、沖合で発電できる「浮体式」の実用化を官民挙げて目指している。すでに福島沖で2013年11月から、2千キロワットの風力発電設備1基が稼働しており、今回が2基目。3基目となる5千キロワットの設備も今年度中には設置する予定だ。
朝日新聞デジタル 6月23日(火)5時9分)

クリーンエネルギーについては、現政権で後退した感はあるが、温暖化問題は日々進行しているわけだし、そもそも化石エネルギーはいつまであるのかわからんし、実用化がすすむといいなあ、と思う。