意味不明すぎる

わずか127メートルをバスでスタジアム入り!?
現在チェコで行われているU2欧州選手権で、ちょっと奇妙な出来事があった。
英メトロ紙(電子版)によると、1次リーグでU2スウェーデン代表と対戦したU2イングランド代表の宿舎は、試合会場アンドルフ・スタジアムのすぐ隣。ホテルの入り口からスタジアムまでわずか127メートルの距離だった。
だが試合当日、イングランドの選手たちはわざわざ、ホテル前に横付けされたバスに次々と乗り込み、127メートルのドライブを楽しんで? スタジアム入りしたという。
これは欧州連盟(UEFA)の規則によるもの。安全面などを考慮し、スタジアムには必ずバスで入らなければならないという。
ただ、あまりにも距離が短く、到着までに右折を1回しただけだったということで、メトロ紙が「サッカー史上、最も意味不明なスタジアム入り」として取り上げた。
たしかにU21とはいえ(実際には23歳以下のチーム。予選開始時の年齢が21歳以下)、イングランド代表にはプレミアリーグ得点ランク2位のケーントットナム)ら、すでにトップチームで大活躍している選手もいる。
どんな人間がスタジアムまでの道のりで待ち構えているか分からないため、バスを利用させるUEFAの考えも分からなくもない。
ただ、例えば日本代表はよく、数名の選手が宿舎から散歩に出掛けた姿をファンに目撃され、その写真がツイッター等で出回ったりしている。その際、ファンから襲撃を受けたという話は聞かない。
何はともあれ、イングランドは1−0でスウェーデンを下し、1次リーグ初勝利を挙げた。わずか127メートルの移動のためにハンドルを握ったバスの運転手さんも、仕事のかいがあったというものだ。
(日刊スポーツ 6月22日(月)14時46分)

それだけ物騒ってことなんでしょうけど。