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水泳・飛び込み競技で2人の選手が連続で「0点」を叩き出す珍事が発生 ついたあだ名が「スプラッシュブラザーズ」
シンガポールで開催されている東南アジア競技大会の男子3メートル板飛び込みで、2人の選手が連続で「0点」を叩き出すという珍事が発生し、ネット上で話題になっています。異例の0点シーンは公式動画の36分ごろから。
飛び込みでは、回転やひねりなど技の難易度に加え、水しぶきをあげずに着水する「ノースプラッシュ」と呼ばれる技術が高得点を獲得するポイントになります。ところがこのフィリピン人選手は、回転しながら飛び出すと盛大に背中からバシャーンと落ちてしまう明らかな大失敗を披露。画面に表示されたのは「オール0」という衝撃のスコアでした。
さらにこの少し後(動画の41分10秒ごろ)に登場した別のフィリピン人選手も、先ほどの選手と同じ失敗をしてしまい0点に。衝撃的な演技と公式大会で0点が2回も出るという異例の事態に、ネット上でも「スプラッシュブラザーズ」などと呼ばれて大きな話題に。一方、「いくらなんでもわざとやっているんじゃないのか?」という指摘も出て、フィリピン当局が調査に乗り出す事態にも発展しました。確かに大失敗をしたにしては2人でハイタッチをしたり、笑顔のようなものも見られますが……。
フィリピン水泳連盟の説明によると、フィリピンには飛び込みのトレーニング施設が1つしかなく競技としてもほとんど根付いていないという事情があり、実は0点ダイバーの2人はまだこの競技の初心者なのだそう。それでも大会に出場して自分たちのレベルを知らなければ競技も発展していかないと、この大会への出場を決めたそうです。
ちなみにこの2人は翌日のシンクロナイズドダイビング種目にも出場しており、そちらではなかなか息のあった演技を披露。動画を自身のFacebookに公開し「どうしてみんな失敗した演技ばかりシェアするんだい?」などと呼びかけており、応援のコメントも多く寄せられています。
(ねとらぼ 6月15日(月)19時48分)

本番が模試って言ってるようなものでは。