終わっちゃったの?

「こども電話相談室」50年超の歴史に幕 DJレモン「皆が相談室に」
TBSラジオで50年以上にわたって放送してきた「全国こども電話相談室」(毎週日曜、午前9:00〜)が29日、最終回を迎えた。
「特集!こどもたちは今」として、これまでに、いじめの相談、両親の離婚など家族の悩みなどが多かったことなどを紹介した。
2008年に「全国こども電話相談室・リアル!」とタイトルを変え、子どもたちの悩みなどを聞くスタイルの収録番組となってからパーソナリティを務めている「レモンさん」こと山本シュウ(50)は「今、初めて言うけど、おふくろがこの番組が決まった時に一番喜んでくれた」と話した。山本は「おふくろは子供の頃、悩んで死ぬことを覚悟したことがあるらしい。『あの時、あんたみたいに悩みを聞いてくれた人がいたらなあ。だから、聞いてあげて』と言われたことが支えになった」と明かした。
また、「全国こども電話相談室」は終了するが、全国のほかの番組で「子供の声を聞けるコーナーを作ってほしい。ちょっとずつ声を聞ける世の中になっていただきたい」とし、番組だけでなく、一人一人が「相談室」になり悩みを聞いてあげられる、かっこいい大人になって行きましょう」と呼び掛けた。
「こども電話相談室」が始まったのは1964年7月。「赤ちゃんはどうして生まれるの」「宇宙には果てがあるの」といった子どもたちの率直な疑問に、教育評論家で僧侶の無着成恭さんや放送タレントの永六輔らが生放送で回答してきた。2008年には「全国こども電話相談室・リアル!」とタイトルを変え、子どもたちの悩みなどを聞くスタイルの収録番組に。現在は全国10局で放送していた。
終了の理由についてTBSラジオは「現代の小中学生は電話で相談するよりも、パソコンやスマートフォンで調べることに慣れている。いったん看板を下ろし、親子で聞ける番組を模索することにした」としている。
(スポニチアネックス 3月29日(日)10時26分)

電話するよりline、だったりするわけよね、今は。
コミュ障防止にも聞くことって大事なので、ぜひ新しい形で復活させてほしい。