サザンといえばこれ?

茅ヶ崎駅はサザン 広がるご当地発車メロディとその賛否
■広がる地元ゆかりの発車メロディ
神奈川県にあるJR東海道本線茅ヶ崎駅で2014年10月1日(水)から、発車メロディにサザンオールスターズのヒット曲「希望の轍」が使用されることになりました。茅ヶ崎市サザンオールスターズのリーダー、桑田佳祐氏の地元であることなどがその理由です。
列車が発車する際に、その合図としてホームに流される発車メロディ。それに高い知名度を持つ曲を使用している駅には、次のようなものがあります。



上を向いて歩こう明日があるさ幸せなら手をたたこう
JR常磐線友部駅茨城県
※同駅のある笠間市は歌手の坂本九氏とゆかりがあることから。

・やっぱ好きやねん
JR東海道本線大阪駅大阪府
※同駅が大阪の中心駅であることから。

・『鉄腕アトム』主題歌
JR山手線高田馬場駅(東京都)、JR武蔵野線新座駅(埼玉県)
※そのアニメを制作した手塚プロダクションがあることなどから。

・『ひみつのアッコちゃん』主題歌
JR青梅線青梅駅(東京都)
※近隣に青梅赤塚不二夫会館があることから。

・証城寺の狸囃子
JR内房線木更津駅(千葉県)
※その童謡が木更津市にある証城寺の伝説を元にしているため。


カニで有名なJR山陰本線城崎温泉駅兵庫県)では旬の冬場だけ、カニを食べに行こうとするPUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」を使用するなど、期間限定で用いられる場合もあります。またコカコーラの企業コマーシャルとして渋谷駅の発車メロディをその曲にするなど、発車メロディを広告媒体として扱う場合もみられます。
こうした発車メロディは「けたたましい発車ベルより良い」「楽しい」「地域のアピールになる」といった肯定的意見も多いですが、しばしば否定的な意見も聞かれます。
■特定の発車メロディに対するクレームも
発車メロディは1990年代から多く聞かれるようになりましたが、当初はクレームがよく寄せられたと、そうしたメロディの制作を数多く手がけている作編曲家の塩塚博氏が著書『駅メロ! THE BEST』(扶桑社)に記しています。同書によると「必要ない」「うるさい」「カンにさわる」「せきたてられてケガをする」といったクレームがあったそうです。
また2014年9月には東京新聞に「駅の電子音 必要なのか」という、駅の発車メロディを騒々しいとする投書が掲載されました。
特定の駅の発車メロディに対し、クレームが出る場合もあります。たとえば東京都のJR水道橋駅。この駅は読売ジャイアンツの本拠地、東京ドームの最寄り駅で、その応援歌「闘魂こめて」が発車メロディに採用されています。
この水道橋駅の発車メロディについても、「聞きたくないものを、なぜ毎日の通勤で聞かされないといけないのか」といった阪神ファンからのクレームが朝日新聞の投書欄に掲載されたことがあります。また「政治」「宗教」「野球」は言い争いになりやすいことから、そうした話題を出すのは「社会人の三大タブー」と言われることもあります。
ただこうしたスポーツチームの歌はその土地を代表するものとして、以下の駅などでも採用されています。



We Love Marines千葉ロッテマリーンズ
JR京葉線海浜幕張駅(千葉県)

羽ばたけ楽天イーグルス楽天イーグルス
JR仙石線宮城野原駅宮城県

熱き星たちよ(横浜DeNAベイスターズ
JR根岸線関内駅(神奈川県)

Keep On Rising浦和レッドダイヤモンズ
JR京浜東北線浦和駅(埼玉県)

・Vamos Ardija(大宮アルディージャ
JR京浜東北線大宮駅(埼玉県)



乗りものニュース 9月25日(木)16時11分)

そういや、野球のあった日に、水道橋でジャイアンツのことをボロクソにゆって、周囲が殺気立っていたことを思い出しました。
僕も巨人ファンだし聞きたくなかったんですけど・・・