よみがえるレジェンド

マイケル×フレディ、幻のデュエット曲発売!31年越し音源復活
米スター、故マイケル・ジャクソン(享年50)と英ロックバンド、クイーンのボーカル、故フレディ・マーキュリー(享年45)の“幻のデュエット曲”がCD化されることが19日、分かった。生前の1983年にレコーディングされた「生命の証」で、11月発売のクイーンの新アルバムに収録されることが決定。当時、2人が仲違いして“お蔵入り”していた同曲が、31年の時を経てよみがえる!
キング・オブ・ポップとカリスマロックバンドのボーカル−。今は亡き2大ビッグスターの夢の共演が実現する。
「生命の証」は、クイーンの新アルバム「クイーン・フォーエヴァー」(11月12日発売)に収録される3分29秒のバラード。2人が交互に歌い、サビでハモっている幻の一曲だ。
当初は、フレディがクイーンの1981年のアルバム「ホット・スペース」用に書いた楽曲だった。未完のまま終わったが、フレディが友人のマイケルとデュエットする企画が浮上し、83年にマイケルの自宅スタジオへ。6時間にわたり同曲など3曲をレコーディングしたものの、仲違いしたため完成しなかった。
英メディアによると、仲を“引き裂いた”のは、ラクダ科のラマ。ペットとして飼っていたマイケルがスタジオに連れてきたため、フレディが気分を害した。当時、マネジャーに「お願いだからここから出してくれよ。ラマとレコーディングしているんだよ」と助けを求めたといい、お蔵入りが決定。結果的にフレディのソロデビュー盤(85年)に、自身の声だけで収録された。
しかし、この音源を世に出そうとクイーンのブライアン・メイ(67)とロジャー・テイラー(65)が奔走。レコード会社が異なるなどの問題もクリアし、夢のデュエット曲が復活した。
同曲は新たにレコーディングした音楽に、当時の2人の歌声を融合させて完成。プロデュースしたウィリアム・オービット氏は「最高のミュージシャンたちが残してくれた宝箱を開けたような気分」とコメントした。クイーンの2人が19日朝(日本時間同夕)、英BBCラジオに出演して同曲が初披露。伝説の2人のハーモニーに、世界中のファンが興奮しそうだ。
サンケイスポーツ 9月20日(土)5時0分)

まだまだ、世間を騒がせてくれそうね(笑)