ビートルズが帰ってきた

44年ぶりビートルズ映画製作!アカデミー賞監督がメガホン
ビートルズのツアーを追った新たなドキュメンタリー映画が製作されることが16日夜、発表された。彼らの公式映画は、解散した1970年公開の「レット・イット・ビー」以来。米アカデミー賞受賞監督のロン・ハワード氏(60)がメガホンを執り、世界各国のファンから募集した当時の映像が挿入される。66年の日本武道館公演も描かれる予定で、公開が今から待ち遠しい。
ビートルズの権利を管理するアップル・コア・リミテッド社が日本時間16日午後10時、44年ぶりとなるビートルズの映画製作を発表した。
タイトルと公開時期は未定だが、リバプールのライブハウス、キャバーン・クラブやドイツ・ハンブルクで修行したデビュー前の61年から、ツアー活動に終止符を打った66年8月の米サンフランシスコ・キャンドルスティック・パーク公演までをドキュメンタリーで追う。その中には来日公演も収録される。
きっかけは、ワン・ボイス・ワン・ワールド社が世界中のファンに当時のビートルズを撮影したホーム映像や写真を提供してほしいと呼びかけ、このプロジェクトをアップル社に持ち込んだ。
映画は世界中で「ビートルマニア」と呼ばれる追っかけファンを生み社会現象を巻き起こしたビートルズを、ファン目線と、15カ国・地域の90都市で166回のコンサートを行ったメンバーの活動の両面から描く。
メンバーのポール・マッカートニー(72)、リンゴ・スター(74)、故ジョン・レノン夫人のオノ・ヨーコさん(81)、故ジョージ・ハリスン夫人のオリビアさん(66)も賛同し、全面協力する。
監督は「ビューティフル・マインド」で2001年のアカデミー賞監督賞と作品賞を受賞し、他にも大ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」などで知られるロン・ハワード氏。「世界を席巻した4人の驚くべき物語を描くこの映画で仕事ができるのは、ワクワクすると同時に名誉なこと。彼らが大衆文化や人々の人生におよぼした影響は、いくら強調してもし足りない」とのコメントを寄せた。
音楽シーンに突如現れ衝撃を与えた当時の裏側や、なぜ彼らがコンサートをやめ制作活動に専念せざるを得なくなったのかなどが、半世紀の時を経て明かされそうだ。
サンケイスポーツ 7月17日(木)7時0分)

どうやって作るのかと思ったら、そういうことね。