サメVSサメ

巨大ホオジロザメをのみ込んだ「怪物」の正体判明か
体長2.7メートルの巨大ホオジロザメをのみ込んだのは、一体どんな「怪物」なのか――。オーストラリアのサメを調べていた研究者がそんな疑問にぶつかった。
このホオジロザメは4カ月前、追跡用のタグを付けて海に放していた。ところがその地点から4キロほど離れた海岸にタグのみが漂着。調べたところ、温度が突然急上昇し、580メートルの深さまで一気に潜っていたことが分かった。
研究チームは、サメが別の生物にのみ込まれたために温度が急上昇し、その生物が潜った深さが装置に記録されたと推測。しかしどんな生物かは分からなかったため、この一帯の海域を詳しく調べた結果、さらに巨大なホオジロザメが生息していることを確認した。
巨大ザメは2.7メートルのサメを捕食できるだけの大きさがあり、追跡装置に記録された深さまで一気に潜ることも可能だという。
サメの共食いはこれまでにも確認されたことがあり、研究チームでは、重さ2トンの巨大ホオジロザメが「犯人」だったと推測している。
この経緯は、米スミソニアン研究所が米国で6月25日に公開するドキュメンタリー映画に収録されている。
(CNN.co.jp 6月11日(水)10時17分)

豪快な共食いですこと・・・。