ポールが再びやってくる ヤア!ヤア!ヤア!

ポール、外国人ソロ初「国立」5月17、18日 大トリ飾る
昨年11月に11年ぶりの日本ツアーを行った元ビートルズポール・マッカートニー(71)が5月に再来日公演を行うことが26日、分かった。5月17、18日の東京・国立競技場、同24日の大阪・ヤンマースタジアム長居の3公演。ポール自身が日本に戻ってくることを熱望したため急きょ決まった。昨年の日本ツアーの最終公演で「マタ、アイマショウ!」と日本語で呼び掛けていたが、わずか半年で約束を果たすことになる。
昨年11月の日本ツアーで約26万人を動員し、ファンだけでなく、日本中を熱狂させたポールが再び日本に戻ってくることになった。
前回のツアーでは、東京、大阪、福岡の3か所で6公演を行い、年齢を感じさせない若々しいパフォーマンスでファンを驚がくさせたポール。ファイナルの11月21日の東京ドーム公演では最後に「マタ、アイマショウ! See You Next Time!」と叫んだことがファンの間でも話題となっていたが、その約束がわずか半年で実現することになった。
昨年5月からのワールドツアーを4月に再開し、南米6公演を行った後に再び日本に上陸する。ポールは滞在中から日本の観客の盛り上がりに感激していたようで、12月中旬頃には「また日本でコンサートがしたい」という要望が日本の招へい元のキョードー東京に寄せられた。さらに「今度は屋外でやりたい」という希望も添えられていたことから、国立競技場での公演が決まった。
国立での海外アーティストのコンサートは、1996年に3大テノール(パバロッティ、ドミンゴカレーラス)が行っているが、単独では初めて。同競技場は7月から20年の東京五輪に向けた改修工事に入るが、公演関係者は「競技場関係者からコンサートはこれが最後と聞いている」という。
ポールの日本公演は90年、93年、02年、13年に続き5度目。75年、80年には薬物騒動で直前に公演がキャンセルされ、日本とは縁遠い存在になりかけたこともあっただけに半年後の再来日はファンにとってはうれしいサプライズ。同関係者も「前回は11年間ラブコールしてようやく実現したのが、まさか半年後にまた来てくれるとは」と驚いている。
今回の再来日ツアーでは、国立2公演、大阪1公演の3公演で合計15万人を動員予定。前回のツアーでは「レット・イット・ビー」「イエスタデイ」など総曲数の約8割をビートルズナンバーで占めていたが、日本最大級の会場ということもあり、ポールは前回とは曲目や演出を変更する意向も伝えてきているという。
(スポーツ報知 3月27日(木)7時4分)

再来日決めたポール・マッカートニーの「日本愛」
昨年、日本中を沸かせたポール・マッカートニー(71)が再来日する。5月17、18日に東京・国立競技場、24日には大阪・ヤンマースタジアム長居の3公演が決まり、15万人規模の動員が見込まれる。
昨年11月に11年ぶりの来日公演を行ったポール。日本では最後だろうと言われていたが、最終日に「マタキマス」との言葉を残し離日した。関係者は「『マタキマス』は言葉のあや」程度にしか捉えていなかった。再来日公演決定を「このクラスのアーティストは、周りがどう言ってもきかない。本人が『また日本でやりたい』と熱望したとしか言えない」と関係者は解説し、その要因をこう指摘する。
「最終日にアンコールで名曲『イエスタデイ』を歌い始めた時、ポールに内緒で主催者が観客に配っていた、赤いサイリュウム(ペンライト)が一斉にともされた。ポールは涙ぐんでいたが、その感動が日本公演を再びやる決意につながったのかも。半年もしないで再来日を決めるのは、それだけ日本公演が楽しかったから、日本のファンに会いたくなったとしか解釈できない」
ポールを親日家にさせたものは、その前回公演期間中にもあった。古参レコード関係者が言う。
「畳の上で寝起きしたり、いろりを囲んで食事とか、相撲を見に行って楽しんだように、日本文化にかなり感銘を受けていた。京都も好きになったみたいだし、そういうことが日本に再び足を向かせるのかもしれない」
国立や長居のような屋外での日本公演は、ポールにとって初めて。6年後の東京五輪に向け7月から改修を決めている国立は「単独海外アーティストのコンサートは最初で最後」(同関係者)。春真っ盛りの野外ライブで、ポールはどんな伝説を見せてくれるのか。
東スポWeb 3月28日(金)16時14分)

2002年のツアーは本当にすばらしいものでしたが、去年のは行ってないから、国立のトリは是が非でも行きたい!