宇宙で死ぬのは嫌だぞ

「窒息死の恐れ」…ISS飛行士ヘルメットに水
国際宇宙ステーション(ISS)で昨年7月16日、船外活動中のイタリア人飛行士のヘルメット内に約1・5リットルの水がたまったトラブルについて、米航空宇宙局(NASA)は26日、「窒息死する恐れがあった」との内部調査報告書を公表した。
船外活動中に、死亡事故につながるようなトラブルが確認されたのは初めて。
飛行士が船外活動を打ち切ってISSに帰還した際、ヘルメット内の水が目や鼻、耳に入り、呼吸が困難な状態だった。報告書は、「飛行士は命を失う危険にさらされた」と結論付けた。
水漏れの原因は、宇宙服の温度調節用の冷却水への異物混入。1週間前の7月9日の船外活動終了時にもヘルメットに約1リットルの水がたまっていたが、ISS乗組員も地上のチームも「船外活動中に飲む飲料水の漏れ」と誤認して重視しなかった。報告書は、「この時点で問題をきちんと把握し、次の船外活動を延期して調べていれば、危険は避けられた」と指摘した。
(読売新聞 2月27日(木)11時42分)

結構ずさんなのね。