のみすぎに注意?

<健康茶>効果あり過ぎも 下剤並み成分に注意を
「おなかがスッキリする」という健康茶を飲んでみたら、効果があり過ぎる−−。国民生活センターは23日、便秘やダイエットに効くとされる健康茶の中に、医薬品の下剤並みの作用がある成分が含まれているとして、飲み過ぎへの注意を呼び掛けた。
健康茶で下痢や腹痛を起こしたとの事例は、2008年4月から昨年末までに、全国の消費生活センターに21件あった。
国民生活センターによると、これらの健康茶には、原材料に「キャンドルブッシュ」というマメ科の植物が使われている。キャンドルブッシュは茎や花に下剤成分「センノシド」が含まれているが、薬事法上の医薬品ではなく、食品に使うことが可能。同センターによると、最近は健康食品としてキャンドルブッシュ入りのティーバッグなどが、大手ドラッグストアやインターネットで販売されているという。
同センターがキャンドルブッシュ入りのティーバッグ15銘柄について、商品の説明通りに茶を抽出して成分を調べた結果、カップ1杯(150〜250ミリリットル)で2〜10ミリグラムのセンノシドを検出。医薬品の下剤の最低服用量1回分に含まれるセンノシドの量も調べたところ12ミリグラムあり、ティーバッグの銘柄によっては、下剤に匹敵する量のセンノシドが含まれていると分かった。
同センターは「人によっては激しい下痢を起こす。キャンドルブッシュの有無を表示で確認してほしい」と呼び掛けている。別名の「ゴールデンキャンドル」「ハネセンナ」、学名の「カッシア・アラタ」と表示されていることもあり、注意が必要だという。
毎日新聞 1月23日(木)19時52分)

ありゃ。