完璧はない

HIV感染輸血>検査目的で献血、絶対やめて
日本赤十字社HIV感染者の献血が輸血されることを防ぐため、安全検査の精度向上と、感染リスクの高い行動をとっていないかを調べる献血前の問診に力を注ぐ。だが、感染直後でウイルスや抗体が微量だったとみられる今回のすり抜け事例では、NATによる再調査を1人分だけで3回実施したが、陽性反応が出たのは1回分だけだった。日赤幹部は「安全検査には限界がある」と漏らす。
日赤は献血HIV感染が判明しても献血者に告知していない。だが、年間延べ約530万人の献血者のうち2011年で89人、12年は68人のHIV感染が確認された。国内のHIV感染率に比べ約2倍の感染率。勘違いして検査目的で献血している可能性が高く、日赤幹部は「絶対やめてほしい」と訴える。
日赤によると、豪州では問診で虚偽申告してHIV感染者が献血すると、刑事罰も科せられる。一方、日本では「献血は善意で成り立つ」との考えから傷害容疑などで告発した例はない。厚労省の担当者は「一般の診療所でもHIV検査を受けやすくするなど態勢作りが先決」と話す。
毎日新聞 11月26日(火)20時31分)

オーストラリア並みのことをやらないとだめなんじゃないか?