ガチヤッタモンガチ

決め手は安倍首相の「安心、安全」演説 前回鳩山元首相と対照的 東京五輪決定
「東京やや優位」で終盤を迎えた招致レース。8月中旬に持ち上がった東京電力福島第1原発の汚染水漏れを機に雲行きが怪しくなったものの、東京招致委員会の上層部には「安倍首相が必ず挽回してくれる」という確信があった。
「福島についてご心配な方々に私から保証いたします。私たちは決して東京にダメージを与えません」
7人目のプレゼンターとして登壇した安倍首相の力強い声は、IOC委員が抱いた東京への疑念を氷解させた。汚染水漏れで揺らぎかけた東京の「安心、安全」。最終プレゼンの中に「福島」を盛り込むことは数日前に首相自身で決断したという。言い回しなど細部を詰めたのは「プレゼン当日の朝」と首相に同行した関係者が明かす。
敗れた前回16年招致。東京が掲げた「オールジャパン体制」は看板倒れだった。民主党政権は招致に及び腰。財政面の政府保証がなかなか得られず、当時の鳩山由紀夫首相もIOC総会への出席を直前まで渋った。体制は一枚岩に遠く、東京に勝てる要素はなかった。
自民党政権下で迎えた今回、首相サイドは早々とブエノスアイレス入りの態度を決めた。現地で4日に行った招致委の会見は汚染水漏れへの懸念をぬぐえず、海外メディアの不興を買ったが、「一時的に心証を下げても、最終プレゼンに首相が立てば空気は変わると思っていた」と招致委幹部はいう。プレゼン後のIOC委員との質疑応答でも、首相は頼もしかった。「さらに抜本的な解決に向けたプログラムに着手し、実行することを約束する」。期せずして起こったIOC委員の拍手で勝負は決した。
産経新聞 9月9日(月)8時44分)

ハッタリだろうとなんだろうと、言い切っちゃったもん勝ちなんですね。
プレゼンは。