これで東京に決まるとも思えない

五輪招致優勢?苦杯の大阪など「気を抜くな!」
2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会まであと2日。
ブエノスアイレスでロビー活動を続ける東京の招致委員会は、最後の追い込みに懸命だ。海外メディアなどが「東京優勢」を伝える中、過去の招致レースに挑んだ国内都市の関係者は「最後まで気を抜いてはいけない」とアドバイスを送る。
「東京が有利と言われているのは『敵失』が大きい。総会直前まであらゆるチャンネルを駆使してアピールを続けるべきだ」。そう指摘するのは、08年大会の開催都市に名乗りを上げた大阪で、参与として招致委に助言をした原田宗彦早大教授(59)だ。
01年7月のIOC総会。開票終了後、大阪招致委の幹部は「大阪に入れたよ」と10人以上のIOC委員に肩をたたかれた。だが、大阪の得票はわずか6票。北京など候補5都市中で最下位に沈み、1回目の投票で脱落した。委員による投票は無記名で行われる。この話は、東京の招致委関係者の間でも語り草になっているという。
(読売新聞 9月5日(木)15時28分)

最後の最後にあれで決まったら、逆に世界の見識を疑う。